世界最高の選手の一人、リオネル・メッシを擁するアルゼンチン。 これまでFIFAワールドカップ出場17回、優勝4回（これはともにブラジル代表に次ぐ世界第2位の成績）を収めており、ウルグアイ、ドイツ、ブラジル、アルゼンチンと並びW杯で複数回の優勝を達成している、世界屈指のサッカー大国の一つ。 そのままホジソン監督が続投した今予選では、EUROを共催したポーランドとウクライナ、そしてモンテネグロなどを相手に無敗の成績（6勝4分）を残し、5大会連続14回目のW杯出場を決めている。

前回大会では日本と同じベスト16という成績を残している。 20世紀前半において世界屈指の強豪として君臨し、1924年、1928年のオリンピックで連覇。欧州屈指のタレント輩出国としても知られるクロアチア。 W杯欧州予選ではボスニア・ヘルツェゴビナにグループ1位の座を譲ったものの、プレーオフでルーマニアを撃破したギリシャ。欧州予選で圧倒的な強さを見せ、2002年の日韓大会以来となるW杯出場を果たしたベルギー。

今大会予選では強豪ポルトガルとのマッチレースを制し、2002年の日韓W杯以来となる本大会出場を果たしたロシア。 W杯で3度の優勝を誇るが、東西ドイツの統一以降は準優勝1回、3位2回、そしてベスト8が2回と、毎回上位までは来るものの頂には届いていないドイツ。前回の南アフリカW杯では優勝したスペインに唯一の黒星をつけたスイス。 EURO2012では大会の4ヶ月前にファビオ・カペッロ監督が辞任し、急遽就任したロイ・ホジソン監督がチームをなんとかベスト8へ導いたイングランド。

世界的な強豪国としてヨハン・クライフ、マルコ・ファン・バステン、デニス・ベルカンプら数多くのスター選手を輩出しており、1974 FIFAワールドカップでは決勝で西ドイツに敗れ準優勝となったものの、リヌス・ミケルス監督の下、クライフを中心にトータルフットボールと呼ばれる戦術でサッカー界に革命を起こしたと言われている。 ワールドカップでは1930年に憲法発布100周年を記念し開催された地元での第1回大会、1950年のブラジル大会で優勝。

予選グループではロシアに一歩届かなかったものの、スウェーデンとのプレーオフではエースのクリスティアーノ・ロナウドが爆発。今予選でも組み合わせに恵まれたとはいえ、7勝3分、わずか6失点という安定感で3大会連続10回目のW杯出場を果たした。試合はそのまま3-0で終了し、ホームで見事に逆転したフランスが5大会連続14回目のW杯出場を決めた。 ブラジルのホームユニフォームもカッコいいのですが、試合には一度も使用されなかったものの、サードユニフォームとして用意されていた全身真っ黒のユニフォームがかなりカッコいいです。

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